2021/02/15
さて、本日は岩手県公立高校入試の1次倍率が発表になります
倍率が出てから、1度だけ受験校を変更することができます
ですので、今年も多少の倍率変動は起こると思います
本日は、岩手県の公立高校入試の説明をしてみたいと思います
岩手県公立高校入試の一般入試は
中学3年間の内申点+入試本番の学力テストで決まります
◆内申点について
中1から中3までの9教科
(国語・数学・社会・英語・理科・音楽・保健体育・美術・技術家庭)の成績が対象です
次の計算式で算出されます
中1合計110点(主要5教科×2、技能系4教科×3)
中2合計220点(主要5教科×4、技能系4教科×6)
中3合計330点(主要5教科×6、技能系4教科×9)
合計660点に2/3を掛けて440点満点で算出します
この内申点が、各自の持ち点になるわけです
技能系4教科(音楽・保健体育・美術・技術家庭)が大きなカギを握っていますね
一般入試の配点は学力テスト500点・調査書440点・面接試験60点の合計1000点満点です
実際は面接点で大きな差がつく事はありませんので、940点満点の試験と考えて良いです
学力テストと内申点の傾斜配点の比率でA選考・B選考・C選考に分けられます
学力テスト:内申点の比率として
A選考は5:5
B選考は3:7
C選考は7:3
これは、各高校によって違うので
必ず募集要項を確認する必要があります
岩手県は内申点の比率が高いので
中1の頃からきちんと意識しなくてはいけません
例えば、3年間オール3のCさんの内申点は264点
オール3.5のDさんの内申点は308点
その差は44点ですよね
A選考で940点満点中630点で合格できる高校なら
Cさんは、学力テストで366点必要
Dさんは、322点必要という感じになります
大きな差ですよね
意外とこの仕組みをご存じではない場合が多いですので
ぜひ、確認してみて下さい
ここまでお読みいただき、ありがとうございました