2022/01/24


塾長です!
「腑に落ちる」「腑に落ちない」
今はあまり使わないかもしれないが
この様な表現がある
これは「納得した」とか「理解した」よりも
更に上位の意味合いだと思う
少し解説をすると
「腑」とは「臓腑」のことだ
つまり内臓である
昔から
臓腑は考えや心が宿る場所だと考えられてきた
だから
腑に落ちるとは
その臓腑まで物事が入ってきて納得できた
という意味になるのである
つまり
アタマだけでなく臓腑にまで、さらにその奥にまで入ってくるくらい納得した
ということになる
何となくニュアンスが伝わっただろうか
で、これはどういうときに起こるのだろうか?
これは、最初に話を聞いた時には分からなかったけれど
あとになって「あの時に言っていたことはそういうことだったのか!」
と実感した時に起こるのだと思う
もう少し説明すると
点と点だったものが繋がって線となり
その線がばっと自分の視界を広げてくれるイメージだ
カーテンを開く感じだね
これを一度経験すると病みつきになるんだ
さて、これは勉強にも大いに当てはまる
この様な経験をどんどん増やしてほしいと感じたのであった